リアの妹。聡明で落ち着いた姉とは性格も違い、楽天家。
創作に理解のない実家から家出し、
目標としてる姉と同じ創作の道へ転がり込んだ。
潰れかけのエロゲ会社という業界の限界集落であがいている最中、
廉と出会う。
廉の才能に惚れ、初恋と初体験まで捧げてしまうが……
『彼は姉の恋人だった』と後で知ることになる。

「ねぇ、もっと続き書いてっ！ もっと描きたいの……！ あなたの創るお話がいいっ」

業界歴は長く、『アイドル声優』として活動していた過去を持つ。
アイドル声優時代、『演技は微妙』と叩かれ、
『若さ』と『容姿』と『アイドル声優らしからぬ爆乳』で売れていると
ネットでは微妙な評価だった。
現在はエロゲ声優などこなし生活をしのいでいる。
彼女の目標は声優としてのスキルアップ――ではなく、
『トップクリエイターとの人脈』を作ること。……いわゆる枕だった。
廉と出会い、彼の才能と人脈に気づくと肉体関係を迫ってくることに――。
そんな鋼の向上心を持つひまりだが、本人の交際経験はゼロで当然処女。
廉との枕は『練習台』と甘く考えているが
ハーレムの円環から逃れることが出来るのであろうか……。

「な、なにをっ……事情も知らないくせにっ！ ばかワナビのくせにっ」

トップクリエイター『7選』の一人。
漫画原作、ラノベ、ゲーム、その他様々な分野の第一線で活躍中。
1つの作品にこだわらず、様々な企画に参加しさらなる高みを目指している。
資産家のご令嬢で、メイド付きの豪邸に住む。
創作がすべての人生だったが、廉に出会い恋を知る。
彼のハーレム入りして人生順風満帆かと思いきや、
再びオリジナルを書かなくなってしまった廉に対して不満を抱いている。

「廉。どうかもう一度私の元へ帰ってきて欲しい。 君の望む物は全て与える備えはある」

リアに仕える爆乳メイド。
リアの才能に心○し、メイドとして生涯寄り添うことを選んだ。
……のだが、前作で廉に惚れてしまい、生涯の絶対○○を誓ってしまった。
現在は2人のご主人様の間で幸せな従者生活を送っている。
廉から創作サポートを受けた結果、恋愛シナリオの分野においてその才能を発揮。
一人のプロとして自立出来る程の頭角を現す。
だがそのことでリアから『そろそろ自立したらどうだ』と、
メイド職の辞職を促されたのが原因で大揉めすることに……。

「ようこそっ。廉くんのハーレムへっ！」

リアに仕えるロリ爆乳メイド。
作家を志し実家から家出、路頭に迷っていたところをリアに拾われるという、
破天荒な人生を満喫している。
前作で廉への恋心を明かし結ばれた。
だが廉が創作や人間関係に悩んだあげく、
ハーレムから逃げ出してしまった事を
『メイドなのに主人を支えられなかった』と気に病んでいた。
リアの屋敷から家出した廉を追いかけ、
身も心も性欲処理まで支えてくれる。

「……絶対見つけてやる。 逃がさないんだからね、ご主人様」

気鋭の恋愛小説作家として活躍する、黒髪美しい毒舌家。
前作で廉への片思いを成就させ、公私ともに充実していた。
……はずだったが、またもシナリオの壁にぶちあたり、
廉の助力と癒しを求めて彼を追いかける。
廉への過度な依存をハーレム内で『自粛』すると取り決めたが、凛音は反対派。
『彼が自立できるまで距離を置くこと』という規約を守らず、
彼とのワンナイトを求め、今夜もあの手この手で夜伽に向かうのだった。

「あなたほどの才能がっ。 いつまでもワナビのままなんてありえない……っ！」

実力派の新人イラストレーターとして、
プロシーンやネットで注目を集めるツンデレヒロイン。
主催した創作サークルの同志たちも、めでたくプロの道を進み始めた。
だがその結果、メンバー全員で過ごす機会も減ってしまい孤独な日々を送っている。

「もう遠慮なんかしちゃ駄目よ。 あたし達これからは家族なんだから」

偉大なクリエイターに仕えることを夢見る、サポーター志望のメイド。
サポートに特化した創作スキルを持ち、
作画補佐から原案協力、資料集めにメシスタントまで幅広くこなす。
秋津廉という、まだ世に出ていない大器に出会い心○してしまう。
彼を世にしらしめる事が人生の命題だと信じている。
家出先の廉の元へ、心と共にいち早くはせ参じ、
物語の序盤から性欲処理を担当してくれる。
『ハーレムを制するにはメイドが最適解』という信念を実現させ、
ヒロインたちにメイド教育の重要さを知らしめるきっかけとなる。

「そういう自信家な一面も大好きですぅ～…… 一生お仕えさせて下さいぃ」

自己肯定感低めなサポーター志望。
前作で廉と共に作り上げた漫画がそこそこ売れてしまった為、
成り行きでプロになってしまったが、
身の丈に合わない現場に慣れず四苦八苦している。
創作においての廉への依存度は最も高く、
そのせいで彼に負担を強いてしまっていたのではないか、と気に病んでいる。

「わかりません……もう覚えてないんです。 気付いたらもうずっと描けなくて」

学園のトップクリエイター『7選』の一人。
娯楽の最先端と言われる週刊少年雑誌にてトップを独走し、
『社会現象』を生み出したレジェンド。
現在は連載も終了し、次回作の構想や後進の育成に励んでいる。
創作だけでなく、全てを兼ね備えた天才美少女として
女子からも敬われている。
そんな完璧な彼女にも秘密があって……。

「ふふ……君は才能はあるが バカなところがたまにキズだな」

学園のトップクリエイター『7選』の一人。リアの友人でもある。
プロ市場でも大ヒットを連発させ、名実ともに覇権を手にした。
得意ジャンルはラブコメ。
高い実力に比例して態度と口調もきついが、実力を認めた相手には心を許す。
恋人はなし。
数少ない創作友達のリアを奪った廉に対して、ライバル心を抱いている。
複数のヒット作を平行で連載しており活動は意欲的だが、
一部の批評家からは『すでに才能は枯れた』と厳しい評価も。

「お生憎様、今は休暇中よ。 雑魚どもの選考手伝ってあげる」

本作の主人公。
シナリオの才能に優れるが、
自発的にオリジナル作品を創れないことがコンプレックス。
女子の創作に協力することでその真価を発揮する。

前作で理想のハーレムを築けたが、力及ばず早々に崩壊。
理解者であり、パトロンでもあった紫乃宮リアから追放（？）された結果、
場末のエロゲ会社に流れ着くところからストーリーが始まる。

「絵師が一流の天才ならば、 企画シナリオはそれに従い尽くすべきだ」